2023/ 6/17 | 『対訳 日月神示』の制作ページを掲載 |
2023/ 6/17 | 『上つ巻』 第一帖の見本を掲載 |
2023/ 6/17 | 『制作の経緯』を掲載 |
2023/ 8/27 | 31巻 『扶桑の巻』を掲載 |
2023/ 8/30 | 『制作の方針』を掲載 |
2023/ 8/31 | 31巻 『冬の巻』 (追伸)を掲載 |
2023/ 8/31 | 五十黙示録の『訳者から』を掲載 |
2023/ 9/ 8 | 『神示の原文を読まれる人のために』を掲載 |
制作中の『対訳 日月神示』を掲載するページです。
後述する問題のために完成しない可能性が高いので、
予告なく変更、中止、削除する場合があります。
最終更新日 2023 年 9 月 8 日
2023/ 6/17 | 『対訳 日月神示』の制作ページを掲載 |
2023/ 6/17 | 『上つ巻』 第一帖の見本を掲載 |
2023/ 6/17 | 『制作の経緯』を掲載 |
2023/ 8/27 | 31巻 『扶桑の巻』を掲載 |
2023/ 8/30 | 『制作の方針』を掲載 |
2023/ 8/31 | 31巻 『冬の巻』 (追伸)を掲載 |
2023/ 8/31 | 五十黙示録の『訳者から』を掲載 |
2023/ 9/ 8 | 『神示の原文を読まれる人のために』を掲載 |
巻数 | 巻名 | 対訳 | 更新 |
---|---|---|---|
1巻 | 第一帖 (B5紙) | 2023/ 6/17 | |
1巻 ≀ 23巻 | 上つ巻 ≀ 海の巻 | ※ ほぼ完成していたのですが、 “お蔵入り”にしました。 理由は後述します。 | |
24巻 | 黄金の巻 | ||
25巻 | 白銀の巻 | ||
26巻 | 黒鉄の巻 | ||
27巻 | 春の巻 | ||
28巻 | 夏の巻 | ||
29巻 | 秋の巻 | ||
30巻 | 冬の巻 | ||
〃 | 冬の巻 (追伸) | 2023/ 8/31 | |
〃 | 神示の原文を読ま れる人のために | 2023/ 9/ 8 | |
五十黙示録 | |||
31巻 | 扶桑の巻 | 2023/ 8/27 | |
32巻 | 碧玉の巻 | (制作中) | |
33巻 | 星座の巻 | ||
34巻 | 龍音の巻 | ||
35巻 | 極めの巻 | ||
36巻 | 至恩の巻 | ||
37巻 | 五葉の巻 | ||
補巻 | 紫金の巻 | ||
〃 | 訳者から | 2023/ 8/31 | |
訳文のみ | |||
17巻 | 地震の巻 | ※ データ化は終わっていますが、 掲載する時期は未定です。 | |
補巻 | 月日霊示 |
※ 以下は制作上の“裏事情”や“注意事項” の話なので、
よほど興味のある人以外は読んでも意味はありません。
制作の経緯 | ||
制作の発端 | 2023/6/17 | |
制作中の紆余曲折 | 2023/6/17 | |
著作権の問題 | 2023/6/17 | |
資料の精度の問題 | 2023/6/17 | |
第一巻から第二十三巻をお蔵入りにする | 2023/6/17 | |
『対訳 日月神示』は未完で終わる可能性が高いが…… | 2023/6/17 | |
制作の方針 | ||
日月神示の著作権と対訳の底本 | 2023/6/17 | |
対訳の注意事項 | 2023/8/30 | |
原文 | 2023/8/30 | |
訳文 | 2023/8/30 | |
印刷 | 2023/8/30 |
日月神示は自動書記による“原文”と、原文を翻訳した“訳文”で構成されるという特徴があります。原文は「八通りに読める」と言われているので、訳文を完全に統一するのは恐らく無理です。
そこで重要になるのは「訳文が妥当か検証できること」であり、そのためには原文を参照する必要があります。しかし、日月神示の原文資料は稀少になり、近年は訳文から新規の訳文が作られていて、徐々に原文との齟齬が大きくなっていることを誰も気付けない状態です。
この状況を改善するために、原文と訳文を併記する“対訳形式の日月神示”の制作を思い立ちました。これが約二十年前の話です。
対訳形式の日月神示を制作して、インターネットで無料で配布する構想は二十年ほど前に思い立ち、実際の作業は少し後から開始しました。
『すめらみち』の論考を書く傍らで、少しづつ『対訳 日月神示』を作っていたのですが、“著作権の問題”と“資料の精度の問題”から迷走する羽目になりました。
その辺りの裏事情も書き記します。
制作開始時の『対訳 日月神示』の原文の底本にしたのは、昭和五十一年の『原典日月神示』です。当時は実質的に入手できる唯一の原文資料でした。この本は岡本三典さんの名義の著作なので、どのように扱うにも本人の許可を得る必要がありました。
御本人に会って『対訳 日月神示』を世に出す許可をお願いしたのですが、断られました。『対訳 日月神示』が駄目なら『原典日月神示』の再販だけでも実現したいと思い、費用は全額こちらで負担して利益は全て渡しますと言って再度お願いしたのですが、こちらも断られました。
晩年の三典さんの所には、他にも日月神示の出版の打診があったそうですが、「全て断っている」とのことでした。余談ですが、平成三年の『改訂版 ひふみ神示』は「ビルが建つ」と噂されるくらい売れましたが、三典さんに金銭的な利益が1円も入って来なかったので、そういった話を警戒するようになったのかもしれません。
他にも、日月神示の研究のために直筆や古い資料を見せて欲しいと頼んだのですが、これも断られました。後に関係者から話を聞いたのですが、その時点で既に三典さんの手元に日月神示の直筆が無かった可能性があります。また、天明氏の第一仮訳を三典さんが第二仮訳で書き換えたことは、古参の信奉者から度々批判されて対立していたらしく、古い資料との照合による検証を、三典さんは望んでいなかったようです。
そうこうしている内に岡本三典さんが亡くなられました。三典さんには子供や後継者がおらず、身寄りもなく、遺書も残さなかったので、著作の権利を誰が相続するのかは不明のままでした。
法的に相続する権利を有する遠縁の親戚との折衝は、三典さんの隣家の人が善意で引き受けたのですが、役所が調べた対象者が三十人以上いて、話し合いにはとても時間がかかったそうです。
その隣家の人も何年か前に亡くなられて、三典さんの名義で出版された日月神示の著作権を、現在は誰が所有しているのかは知りません。
『原典日月神示』のデータ化や『対訳 日月神示』の制作と並行して、日月神示の古い資料を探していました。岡本三典さんが亡くなられた数年後、『原典日月神示』が底本にした『ひつく神書研究資料』を入手できたので、両者を照合してみました。
すると『原典日月神示』にはそれなりに不備があり、原文資料としての精度は必ずしも高いとは言えないことが判りました。そして、僅かに残っている直筆の複製と照合すると、『ひつく神書研究資料』すらも完全な写しではないことが判明しました。
こういった資料の精度の問題から、本サイトで便宜的に“原書”と呼称している“直筆と複製”を求めて、方々を探し回っていたのですが、所在は判らないままでした。現存しているのかどうかも不明です。
著作権と資料の精度の問題を解決できず、途方に暮れて時間だけが過ぎて行きました。
そして、2023年に老舗の出版社が『原典対訳 日月神示』を出すという情報が入って来ました。『原典日月神示』を底本とする原文に、新規の訳文を併記する形式であり、基本的な方針は『対訳 日月神示』と一緒でした。
実績のある出版社が同じ底本と形態で出す以上、「素人が制作した資料に出る幕はない」と判断し、『対訳 日月神示』の第一巻から第二十三巻は、日の目を見ないまま“お蔵入り”させることにしました。
それで「他にできることはないか」と考えた所、『原典日月神示』と『原典対訳 日月神示』の収録範囲外である、第二十四巻以降の対訳を製作して配布すれば、日月神示の研究者の役に立つだろうと考え、改めて「『対訳 日月神示』の制作を第二十四巻以降に限定して再開した」というのが大筋の流れです。
ちなみに第二仮訳で書き換えられた箇所は、第十六巻を除けば第二十四巻から第三十巻に集中しているので、これから作る『対訳 日月神示』は意外なほど役に立ちます。
著作権の問題は『原典日月神示』ではなく『ひつく神書研究資料』を底本にすれば解決できることは判っていました。しかし、資料の精度は『ひつく神書研究資料』でも解決が難しい問題でした。
日月神示には全体で幾つかの区分があり、通常は第二十三巻以前と第二十四巻以降が明確に区別されます。これは岡本天明氏が『五十黙示録』のあとがきで、第二十四巻『黄金の巻』から第三十巻『冬の巻』を、「二十三巻の所から出た枝のようなもの」と明言しているからです。
そのような背景があるからなのか、『ひつく神書研究資料』で確認すると、第二十四巻以降は原文が素直と言うか、「原書を確認できなくても問題が生じる可能性は低い」ように見えるのです。このため『ひつく神書研究資料』から作っても問題は比較的起きにくいと思われます。
逆に第一巻から第二十三巻は「原書を確認できなければ問題が生じる可能性が高い」と言わざるを得ません。「地震の巻の絵の簡略版のようなものが幾つもある」と言えば判り易いでしょうか。原書をそのまま使うか、細心の注意を払って模写しなければ伝わらない箇所が複数あるのです。
ですから『対訳 日月神示』の第一巻から第二十三巻までは、「『ひつく神書研究資料』だけではもう一度作る気力が湧かない」というのが正直な感情です。『ひつく神書研究資料』は“日月神示の資料の事実上の起源”であり、原書を除けば最も精度が高い資料ですが、これですら足りないのです。
できるなら第一巻から五十黙示録までの全巻の対訳を作って無料で配布したいのですが、原書は現存しているのかどうかも不明なので、残念ながら『対訳 日月神示』が完成する見込みは薄いと言わざるを得ません。
それでも一縷の望みをかけて、『対訳 日月神示』の完成と無料での配布のために、原書の情報をお持ちの方がいらっしゃったら教えて頂ければ幸いです。
これまでに出版された日月神示の著作権について簡単に説明します。そこから『対訳 日月神示』の制作に使用できる底本が決まります。
◎ | 岡本天明の著作権(草稿/第一稿) | 2014年まで |
○ | 〃 (清書/第一仮訳) | 〃 |
? | 岡本天明の共著者の著作権? | 2040年まで? |
× | 岡本三典の著作権 | 2060年まで |
◎ | 【原文U】 ひつく神書研究資料 | 昭和23〜27年 |
○ | ![]() | 昭和26年 |
○ | ![]() | 昭和27年 |
○ | 【基本訳】 | 昭和28年 |
? | 日月神示 第一訳 | 昭和29年 |
◎ | 地震の巻 | 昭和30年 |
○ | 地震の巻 | 昭和31年 |
◎ | 月日霊示 | 〃 |
△ | 【原文W】 | 昭和35年 |
◎ | 【原文X】 五十黙示録 | 昭和37年 |
× | 日月地聖典(下篇) | 昭和38年 |
× | 原典日月神示 | 昭和51年 |
× | 【第二仮訳】 | 昭和51〜54年 |
× | ![]() | 平成3年 |
× | 改訂版 ひふみ神示 | 〃 |
× | 新版 ひふみ神示 | 平成13年 |
基本的には著作権が切れた“岡本天明の著作”を底本にするしかないのですが、解説が必要な資料が幾つか有ります。
『日月地聖典(下篇)』は岡本天明氏が存命中から出版の準備が進められていましたが、その最中に天明氏が死去したので、岡本三典さんの名義で出版されました。内容的には第一仮訳(天明訳)に含まれると言えますが、著作権が三典さんにあるので底本としては使用できません。
『原典日月神示』や昭和五十年代に出版された第二仮訳(三典訳)も、三典さんの著作権が切れていないので底本にできません。第二仮訳の紙面を複写して出版した『一二三』、『改訂版 ひふみ神示』、『新版 ひふみ神示』も同様です。
少し複雑なのは昭和二十九年に出版された『日月神示 第一訳』です。これは全文ひらがな訳の基本訳を基に漢字かな混じり文として制作され、以降の日月神示の大半の底本になりました。通常は「第一仮訳」や「天明訳」と言えばこの本を指します。
ただ、この本の奥付では校閲が岡本天明で、訳者が菅原信雄と林松治になっており、“三人の共著”の扱いになる可能性が否定できません。そのこともあってか、林松治氏が主宰した天地の会は、昭和四十七年に日月神示を独自に出版しています。これは孔版だった昭和二十九年の『日月神示 第一訳』を活版にしたものです。
林松治氏が亡くなったのは平成元年なので、昭和二十九年の『日月神示 第一訳』への著作権を持つとすれば、切れるのは2040年になります。ただし、菅原信雄氏の没年によっては更に伸びることも考えられます。このように不明瞭な点が多いので、現時点では昭和二十九年の『日月神示 第一訳』を底本として使用することはできません。とは言え“最も純粋な天明訳”である基本訳が使えるので、制作上の不都合は特にありません。
◆
以上の内容から、対訳形式の日月神示を制作して無料で配布したい場合は、“共著ではない岡本天明の著作”を底本にする必要があります。これは上で列挙した◎印と○印の資料が該当します。
×印の資料は著作権が切れていないので、底本として使用できないものです。△印の資料は『ひつく神書研究資料』の内容を書き写したものであり、基本的に底本として使用する必要はありません。○印の資料は◎印の資料の不備を訂正した箇所があるので、その部分は補訂の底本にします。
原書を除けば◎印の資料の精度が最も高く、○印の資料の一部も参考になり、尚且つ著作権の問題も発生しないので、これらの資料を底本として『対訳 日月神示』を制作します。
自動書記の原書を謄写した原文資料は、“癖字”や“筆記体”や“一筆書き”が多々あります。そのため、判別が難しい箇所は「訳文から原文を推測する」という手法で文字を特定するしかなく、活版での再現性や正確性には限界があることを、予め御了承ください。
また、最も精度が高い『ひつく神書研究資料』でも、原書の謄写が不完全であることは既に判明していますし、判読難の多さから『対訳 日月神示』の編集上の過失も無いとは言い切れません。ですから、たとえ原文資料であっても過度に信用することは控えて下さい。
他には、可読性の向上、音読の参考、研究の効率化などのために、“底本の本文に影響しない範囲での工夫”を行います。具体的な内容は以下の通りです。
例 | ||
---|---|---|
そ ミ 三 | → | 三 |
チ 千 | → | 千 |
ニ 二 | → | 二 |
ハ 八 | → | 八 |
例 | ||||
---|---|---|---|---|
![]() | ←→ | ![]() | ||
つ | ←→ | て | ←→ | 一 |
![]() | ←→ | 十 | ←→ | 千 |
![]() | ←→ | て | ||
九 | ←→ | カ | ←→ | 力 |
![]() | ←→ | し |
例 | ||
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![]() | ←→ | け |
![]() | ←→ | て |
![]() | ←→ | ん |
リ | ←→ | り |
例外の例 | ||
![]() | → | ![]() |
例 | ||
---|---|---|
(画像準備中) | → | ![]() ![]() |
(画像準備中) | → | ア九 |
(画像準備中) | → | ![]() ![]() |
(画像準備中) | → | ![]() ![]() |
(画像準備中) | → | ![]() ![]() |
(画像準備中) | → | ![]() ![]() ![]() |
(画像準備中) | → | ![]() |
(画像準備中) | → | ![]() |
例 | ||
---|---|---|
灵 | → | 霊 |
㐂 | → | 喜 |
㐧 | → | 第 |
卋 | → | 世 |
𫝆 | → | 今 |
來 | → | 来 |
仂 | → | 働 |
例外の例 | ||
眞 | → | 眞 |